Skip to main content

11. 人物情報を探す/Find Biographies: 日本語

概要

人物情報はインターネットでも得ることが出来ます。しかし学問の現場で使う為には、信頼性の高い情報源を複数確認して正確な情報を入手し、かつ入手元を明示できることが重要です。

歴史上の人物を調べる

歴史上の人物や、現在活躍している人物でも顕著な活躍をした著名人は、幅広い分野と時代を扱った「一般人名事典」や、百科事典に収録されます。

一般人名事典(日本)

一般人名事典(世界)

  • 岩波世界人名大辞典 [岩波書店] (図書)
    日本最大規模の外国人名辞典。『岩波西洋人名辞典』の増補改訂版。
  • Encyclopedia of World Biography [Gale](図書)
    世界中の著名人の人物情報を参照できる事典。
  • Oxford Dictionary of National Biography [Oxford University Press] (大学契約データベースで利用可能)
    英国史における著名な人物の伝記情報を掲載。データベース版では、書籍版の『Oxford Dictionary of National Biography』(2004年改訂新版)全60巻に加え、旧版(1884年~1996年)全33巻のフルテキストデータを収録。

いくつかの人名事典を引いても「載っていない」という時

現代に活躍する人物を調べる

一般人名事典や百科事典は業績の定まった人物を収録するため、現代に活躍する人物の網羅性は低くなります。このような時、「人名録」「紳士録」「人名鑑」「Who’s Who」と呼ばれる現存者のみを対象とした事典や、「物故人名鑑」「Who was who」と呼ばれる近年の物故者のみを対象とした事典が有効です。

日本

  • 日本紳士録 [交詢社出版局] (図書)
  • 人事興信録 [人事興信所] (図書)
    日本で最も古い2つの紳士録。明治期より長年にわたり各界著名人の情報を掲載してきたが、『日本紳士録』は2007年の第80版、『人事興信録』は2009年の第45版を以て刊行が途絶えた。
  • 現代人名録 [読売新聞社] (大学契約データベース【ヨミダス歴史館】で利用可能)
  • 人物データベース [朝日新聞社] (大学契約データベース【聞蔵Ⅱビジュアル】で利用可能)
    新聞データベース内の人物情報。新聞紙上で取り上げられるような著名人を収録。

世界

  • 現代外国人名録 [日外アソシエーツ] (図書)
    4年ごとに改訂される、日本で唯一、定番の外国人名録。
  • Marquis Biographies Online [Marquis] (大学契約データベース)
    Marquis社の『Who's Who in America』『Who's Who in the world』等から、1985年版以降の約140万人分を収録。

その他各国

図書館では各国の人名録も所蔵しています。Who's WhoやWho was Who等のキーワードでWINEを検索してみてください。

  • Who's Who (イギリス)[A. & C. Black] (図書)
    1849年より続く英国の人名録。司法関係者、公務員、政治家、著名な文化人、スポーツ選手などが調査可能。姉妹編の『Who was Who』では、物故者も調査可能。
  • Canadian who's who(カナダ)[University of Toronto Press](図書)

  • Wer ist Wer(ドイツ)[Schmidt Römhild](図書)

専門分野に応じた人物を調べる

一般人名事典や人名録に掲載されなくても、各専門分野で業績を残している場合は多く存在します。例えば以下のような、専門分野ごとの情報源の調査が有効です。

人名事典・データベース

  • researchmap [科学技術振興機構](一般Webサイト)
    研究者の情報。基になった書籍『研究者・研究課題総覧』から発展し、現在も幅広く情報を収録。
  • 日経 WHO'S WHO(大学契約データベース【日経テレコン21】から利用可)
    企業の役員や、政・財・官界人の人事情報をメニューの「人事検索」から利用可。
    他の大学契約データベースでも同様の情報が得られるものがあるので、リサーチNAVI「企業情報を探す(国内)」も参照。

専門事典・年鑑・便覧

「人名事典」でなくても、分野ごとの専門事典・年鑑・便覧で人物情報を得られる場合があります。以下は一例です。

  • 日本近代文学大事典 [講談社] (図書)
    日本近代文学の必携事典。第1巻~第3巻が「人名編」。
  • 美術年鑑 [美術年鑑社] (図書)
    現代日本美術作家の名鑑を掲載。
  • Contemporary Authors [Gale](大学契約データベース【Literature Resource Center】から利用可)
    現代の影響力のある作家、詩人、劇作家、ジャーナリスト、脚本家の情報を収録するデータベース。

伝記などの人物文献で調べる

特定の人物について、より深い情報を調べる時や、人名事典に載っていない場合には、伝記、評論、研究書、回顧録、年譜などといった「人物文献」での調査が有効です。

人物文献を探すためのツールには以下のようなものがあります。

各種人物文献目録

  • 日本人物文献目録 [平凡社] (図書)
    明治初年から1966年末までの人物文献を収録。
  • 年刊人物文献目録 [日外アソシエーツ] (図書)
    1980年以降、継続的に刊行されている人物文献目録。日本人編、外国人編がある。
  • 伝記・評伝全情報 [日外アソシエーツ] (図書)
  • 1945年以降の伝記・評伝を網羅した文献目録。日本・東洋編、西洋編がある。
  • Biographical books [Bowker](図書)
    人名ごとに伝記・評伝が調べられる文献目録。第1巻で1876~1949年、第2巻で1950~1980年の刊行物を収録。

WINEの検索

例えば詳細検索から、検索項目を「主題」に指定して姓名を入れて検索すると、「その人について書かれた本」を探す事ができます。
▼高田早苗を検索した例▼

どのような人名事典・情報源があるかを調べる