統計情報は、国や都道府県市区町村の方向性を決めるための重要な指標として位置づけられています。統計には、元資料としての1次統計(基礎統計)と1次統計を加工して作成される指標などの2次統計(加工統計)があります。これら統計情報は多岐にわたっており、それぞれに専門の統計書があります。では、これらの統計を探すにはどうしたらよいでしょうか?ここでは、主だった統計資料とデータベースをご紹介しましょう!
日本統計年鑑 [総務省統計局編] (図書)
日本に関するあらゆる統計情報を包括的に集めた基礎的な統計書です。670種におよぶ統計表を収録しており分野ごとに章立てされています。巻末には日英それぞれ約5000のキーワードによる索引が付されています。 また、最新版は総務省統計局のWebサイトから図表をダウンロードできます。
日本の統計 [総務省統計局編] (図書)
「日本統計年鑑」から重要な基本的な統計を抜き出し、コンパクトにまとめた統計書です。 最新版は総務省統計局のWebサイトから図表をダウンロードできます。
統計で見る日本 [総務省統計局編] (図書)
国土や経済、社会などさまざまな国民生活に関わる分野について、図表等を用いて説明されています。
日本都市年鑑 [全国市長会編] (図書)
この統計資料には、全国市長会で調査集計したものの他、関係各官庁、諸団体による調査資料も含まれています。
また、「市」には東京23特別区も一つの市とみなして「東京(23区)」として掲出されています。
日本長期統計総覧 [日本統計協会編; 総務庁統計局監修] (図書)
明治~平成のさまざまな分野の長期統計を収録しています。新版は全5巻です。
日本国勢図会 (図書)
国土から国防・自衛隊など日本の様々な統計を数値や図表だけでなく、分かりやすく解説した読む統計書です。それぞれの図表には出典が記されていますので、より詳しい情報を知りたい場合に利用できます。
データで見る県勢 : 日本国勢図会地域統計版 [矢野恒太記念会編] (図書)
「日本国勢図会」の地域統計版です。巻頭には「市町村の合併・変更」の情報が掲載されています。また、「日本国勢図会」では掲載しきれなかった地方の統計をより詳しく都道府県市町村別に掲載しています。
政府統計の総合窓口(e-Stat) [独立行政法人 統計センター] (一般Webサイト)
各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議で決定された「統計調査等業務の業務・システム最適化計画」に基づき、平成20年度から運用を開始した政府統計のポータルサイトで、各府省等が登録した統計データ、公表予定、新着情報、調査票項目情報などの各種統計情報を利用することができます。
統計局ホームページ [総務省統計局等] (一般Webサイト)
総務省統計局、政策統括官(統計基準担当)、統計研修所の共同運営による統計専門サイトで、国勢調査、家計調査、日本統計年鑑をはじめ様々なデータをダウンロードできます。
世論調査 [内閣府] (一般Webサイト)
内閣府が行っている、政府の施策に関する国民の意識を把握するための調査データです。全国から統計的に選ばれた数千人の方々を対象に、調査員が訪問して面接によって行われた資料が対象となっています。