必要な図書を探し、それがどこに所蔵されているのかを調べ、利用する方法を紹介します。
まず始めに、WINE(早稲田大学統合検索システム)を使い、学内に必要な図書があるかを調べます。WINEには、図書、雑誌、音声映像資料、早稲田大学で授与された博士学位論文、電子資料(データベース、電子ジャーナル、電子ブック)等が収録されています。
次に、慶應義塾大学の所蔵を検索します。早稲田大学は慶應義塾大学と図書館相互協力協定を結んでおり、図書館の訪問利用、図書館相互協力(ILL)による図書の借用・コピーの取り寄せを、有利な条件で行うことができます。
KOSMOS [慶應義塾大学](一般Webサイト)
慶應義塾大学図書館の蔵書と電子資料を一度に探すことができる統合検索サービス(Discovery)
早稲田大学にも慶應義塾大学にも所蔵がない場合は、国内にある他図書館の所蔵を探します。図書館では、学外の図書館を利用するための紹介状発行、図書館相互協力(ILL)による図書の借用やコピーの取り寄せ依頼を受け付けています。
CiNii Books [国立情報学研究所] (一般Webサイト)
全国の大学図書館等が所蔵する本(図書や雑誌等)の情報を検索できるサービス。本学所蔵の図書は検索できません。統合検索WINEをお使いください。
国立国会図書館サーチ [国立国会図書館] (一般Webサイト)
国立国会図書館の所蔵資料やデジタル資料を検索したり、閲覧やコピーを申し込んだり、様々なサービスが利用できる。また、国立国会図書館とデータ連携している全国の図書館の所蔵資料が検索可能。
東京都立図書館ウェブサイト (一般Webサイト)
東京都立図書館(中央図書館・多摩図書館)のホームページです。都内の公立図書館(都・市・区・町立)を横断的に検索するには「東京都立図書館統合検索」をご利用ください。
国内に所蔵がない場合は、海外の図書館に依頼して、図書を借用したり、コピーを取り寄せたりすることもできます。ただし、国内よりも費用や到着までの時間がかかります。まずは、図書館のレファレンスカウンターにご相談ください。
WorldCat.org [OCLC] (一般Webサイト)
OCLCが提供する世界最大の書誌データベース。米国を中心に世界中の図書館の所蔵情報も調べることができる。
Explore the British Library [British Library] (一般Webサイト)
British Libraryの蔵書と電子資料を一度に探すことができる統合検索サービス
Karlsruher Virtueller Katalog (KVK) (一般Webサイト)
ドイツ語圏を中心に世界各国の国立図書館や統合目録の横断検索が可能。
利用を希望する図書が、早稲田大学に所蔵されていない場合、図書館宛に購入希望を出したり、自分で購入したりする方法もあります。そのような時に、出版・刊行情報が役に立ちます。
Books.or.jp [日本書籍出版協会] (一般Webサイト)
現在入手可能な書籍を収録する書籍検索サイト
日本の古本屋 [東京都古書籍商業協同組合] (一般Webサイト)
全古書連・東京古書組合
Amazon.co.jp (一般Webサイト)
読みたい図書が決まっていない場合、キーワード等で広く図書を検索し、自分に必要なものを絞り込んでいく方法があります。出版・刊行情報を調べるサイトと併せて、下記のサイトでも検索してください。また近年では、デジタル化された図書を無料で閲覧することのできるデータベースも多く公開されています。
Webcat Plus [国立情報学研究所] (一般Webサイト)
図書の書誌・内容・目次・所蔵情報と雑誌の書誌・所蔵情報を収録。連想検索ができるのは日本語・英語図書のみ。その他言語図書や雑誌は「一致検索」で検索。
国立国会図書館デジタルコレクション [国立国会図書館] (一般Webサイト)
国立国会図書館で収集・保存しているデジタル資料を検索・閲覧できるサービスです。「国立国会図書館/図書館送信限定」資料については、中央図書館内の専用端末でご覧いただけます。 国立国会図書館 デジタル化資料送信サービス
Hathi Trust Digital Library(一般Webサイト)
多くの研究図書館による共同利用全文データベース
Internet Archive(一般Webサイト)
過去のWebページがアーカイブされているWayback Machineのほか、古い書籍や論文なども電子化されアーカイブされており、文献検索ツールとしても有用。
Gallica Digital Library [フランス国立図書館] (一般Webサイト)
フランス国立図書館作成の全文データベース
Deutsche Digitale Bibliothek(一般Webサイト)
ドイツの文化・学術機関の所有する電子資料を横断的に検索・閲覧することが出来る。