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07. データベース・電子ジャーナル・電子ブックを利用する/Using Digital Resources: 日本語

概要

早稲田大学で利用できる電子資料(データベース・電子ジャーナル・電子ブック)の利用方法を紹介します。近年、多くの学術情報が電子化され流通しており、学習・研究を進めるにおいて重要な情報源と言えます。

データベースとは?

データベースとは、データを整理して保存し、効率的に検索できるようにしたものです。データベースの種類はさまざまで、統計のような数値情報、図書・雑誌の書誌情報や所蔵情報、雑誌や新聞の論文・記事、事典、辞書、判例集等を検索・利用するものなどがあります。CD-ROMやDVD-ROMなどを使って利用するものもありますが、最近では、オンライン上で利用する「オンラインデータベース」が主流です。

電子ジャーナルとは?

電子ジャーナルとは、雑誌の記事を電子化し、インターネット上で本文全文を読むことができるようにしたものです。「Online Journal、E-journal」とも呼ばれています。メリットとして、以下の点が挙げられます。

  • 冊子体発行前に論文がWebで利用できるものがある。
  • 論文単位の検索がプリント版に比べて容易。論文本文中の語句からも検索できる場合が多い。
  • 参考文献一覧から、それぞれ論文本文へリンクされている場合がある。
  • CiNii Research、Web of Science、Scopusなどの論文・記事索引データベースから論文本文へリンクされているものが増えている。つまり、論文を探したその場で本文を読むことができるケースが増えている。
  • 研究室、学内の端末室などから、いつでもアクセス可能。学外からも図書館で提供している「学外アクセス」を経由すればアクセス可能なものが多い。

電子ブックとは?

電子ブックとは、図書を電子化して、インターネット上で全文を読むことができるようにしたもので、E-bookとも呼ばれます。

データベース(電子資料)を利用する ~学術情報検索を活用する~

概要

図書館ホームページ上で提供している「学術情報検索」では、早稲田大学で契約しているデータベース・電子ジャーナル(パッケージ単位)・電子ブック(パッケージ単位)のほか、図書館員が選んだ便利なWebサイトが登録されています。電子資料を活用して必要な情報を探すには、目的にあったツールを選ぶことが大切です。学術情報検索の「データベースを探す」では、データベースを分野別に検索したり、「雑誌論文・記事」「電子ブック・電子化コレクション」「事典・辞書」など資料タイプを選択したりすることもできます。WINEではデータベース名で検索することも可能です。

利用対象者

大学で契約している電子資料を利用できるのは、本学所属の学生・教職員に限ります。「所沢キャンパスのみ」など、契約上、利用対象者が限定されている電子資料もあります。同時接続数に制限がある場合もありますので利用が終わりましたら、すみやかに画面の「logout」や「exit」といったボタンを押して終了してください。

利用規定

大学で契約している電子資料を利用する際は、定められた利用規定を守ってご利用ください。一般的な注意点については、「電子資料の利用上の注意」を参照してください。

電子ジャーナルを利用する

読みたい電子ジャーナルが決まっている場合は、WINEの画面上部のメニュー「雑誌・電子ジャーナル検索」を使って、雑誌名やISSN(国際標準逐次刊行物番号)から、早稲田大学で利用できる電子ジャーナルを調べることができます。

無料で公開されているオープンアクセスの電子ジャーナルも増えています。例えば、Googleなどの検索サイトで、論題を ””(ダブルクォーテーション記号)で囲んで検索(フレーズ検索)してみると、無料で読めるものが見つかる場合があります。

電子ブックを利用する

早稲田大学の総合検索システムWINEには、電子ブックの多くが収録されており、個々の電子ブックの書名などから検索することができます。読みたい電子ブックが決まっている場合は、タイトル名やキーワード、ISBN(国際標準図書番号)から検索してください。検索結果一覧で、「資料の状況」を「オンラインで利用可」に指定すると、電子ブックを含む電子資料に絞り込むことができます。

自宅など学外から利用する(学外アクセス)