政府刊行物を一言で言えば、「国が編集または発行する刊行物」となりますが、現在ではもう少し範囲が広く、「政府関係機関が何らかの形で関わっている刊行物」ともいえます。
調査研究に必要な主たる資料としては、「白書」「審議会答申」「報告」「統計」「議会資料」などがありますが、統計及び法令・判例に関しては、それぞれガイドがリサーチNAVI内にありますのでご参照ください。以下に主な資料のWINEでの探し方・インターネット等を使った探し方をご案内します。
法令・告示・予算・人事など、政府が一般国民に知らせる必要のある事項を編集してほぼ毎日刊行される文書です。インターネットで探す場合は、1996年以降で目次情報のキーワードがわかっていれば「官報目次検索」で検索し、30日以内なら「官報インターネット版」で本文閲覧が可能。それ以前は現物またはマイクロフィルムとなります。1947年以降のフルテキストから検索して全文を読む場合は、「官報情報検索サービス」、紙媒体で探す場合は、「官報目次総覧」「官報総索引」→現物またはマイクロとなります
その他、帝国議会関係、索引類、速記録、審議録等のキーワードで、WINEを検索してみてください。
国会に提出される法律案には、衆議院議員提出法律案・参議院議員提出法律案・内閣提出法律案があります。それぞれの公式サイトで、法案ごとに審議経過情報などを参照することができます。新日本法規出版のWebサイトなども参考になります。
図書館所蔵の資料は原則として最新刊は参考図書として館内利用、それ以前は貸出可能となっています。タイトルやキーワードで検索して所蔵場所をご確認ください。また、近年はインターネットで公開されているものも多くなっています。
以下3つのWebサイトは上から下の順に情報量が多くなっています。首相官邸は年次別になっており、発刊されると当年分にタイトルが追加されます(最新刊としてどの白書が公開されたかがわかります)。電子政府の総合窓口は、省庁ごとに何年~という形で継続的に見られます。国立国会図書館のサイトは周辺までの資料が網羅されていて入り口としては一番詳しいですが、(20XX 年 XX 月現在)という日付にご注意ください。
この他にも、各省庁ホームページにある審議会関連のページもご覧ください